10日間のコースを終えることができた。
コース最初に
「これは苦悩を根絶するための心の大手術です」
と説明され、そんなことできるの?
と思ったが、その意味がよくわかった。
10日間のコースを終えることができた。
コース最初に
「これは苦悩を根絶するための心の大手術です」
と説明され、そんなことできるの?
と思ったが、その意味がよくわかった。
なぜ呼吸を観察したり、
身体の表面全体を観察したりすることが
そのようなことにつながるのか
よくわからないが
想像を遙かに超える
深い瞑想法であった。
もちろん10日間では、悟りはひらけないが
悟りをひらくための道筋と
その修行方法を教えてもらえるよ!
コース前と比べて変わったとな、思えるところは
- 雑念やイライラがわいてくると、それに気づき、歯止めがかかるようになった。
- いまここにいる時間が長くなった。
- 集中力が増した。
- 心が平静になった気がする。
- お酒を飲む量が少なくなった。 なぜそうなったのかは不明・・・(w
これまで自己啓発系が好きで
いろいろやってみたが、
ヴィパッサナー瞑想を身につければ
もう完璧!
他のことは必要なし!
と、思えた。
もちろん努力(修行)しなければならないが・・・
心に起こる嫌悪や渇望を
抑制するのではなく
ただ客観的に観察すると
自然に消滅していく
という自然の法則も知ることができた。
抑制すると一時は収まったようにみえるが
何かの拍子に爆発してしまう
ただ、客観的に観察していれば
いずれ消えていくことも体感した
同僚の自分勝手な態度が許せないからムカつく
上司の傲慢な態度が許せない
顧客の横柄な態度が許せない
社員のやる気のなさが許せない
などと、外部に反応して自らを苦しめることなく
心を統御して、決して心の奴隷にならない
心の奴隷にならずに、心の主人となる
そんな風になりたいなぁ~ (^^)
講話のなかで
あるときブッダは、真の幸福、最上の幸福とは何か、と問われれてこのように答えたそうです
「まことの幸福、最上の幸福とは、人生の浮き沈みにあっても、どのような状況にあっても心が乱れないこと、静かな心でいられることである」と。
楽しいときもあれば、
痛みを伴うときもあるし、
勝つときもあれば、
負けるときもあるでしょう。
利益を得ることもあれば、
失うこともあるでしょう。
名声を博する こともあれば、
悪名を流されることもあるでしょう。
それが人の世の常です。
どんな状況 においても、微笑むことができるならば、
本当に、心の底から微笑むことができるならば、
心の奥深くに静けさがあるならば、
そのような人は、真に幸福な人です。
ヴィパッサナー瞑想体験記は、これでおしまいですが
なにかあれば、書きます。
また、この体験記はあくまでも個人的なものなので、
あなたが受講したら、また違ったものになるでしょう。
おわり
合宿に先立ち、ブッダを知ろうと小説を購入した。< /span>
かなりのボリュームだったが
まるで、ブッタの横で、ブッタの清らかな人間性を感じられるような
素晴らしい良書でした。
いにしえの道、白い雲ティクナットハン 春秋社