映画・舞台

年末年始に観たい、20代にオススメする邦画は「孤狼の血」

総合評価

評価 5.0

 

【タイトル】孤狼の血

【原作】柚月裕子

【監督】白石和彌

【キャスト】役所広司、松坂桃李、真木よう子、江口洋介、竹野内豊、中村獅童、田口トモロヲ、ピエール瀧、石橋蓮司、伊吹吾郎、MEGUMIほか

 

この映画は、平成生まれの20代に絶対に観て欲しい

なぜなら、この映画は「昭和という近代時代劇!」といっても良いくらい

現代とはかけ離れた世界であるから・・・

 

今年上映された映画だが、邦画・洋画問わず近年まれにみる傑作・名作である

 

どんな作品かというと

 

激しくて、暴力的で、エロくて、下品で、男の色気が満載の映画

「本当の正義とはいったい何か?」を描いている

 

「孤狼の血」は昭和63年夏の広島が舞台になっている

そして夏の暑さ以上に、映像からハンパないほどの熱さが伝わってくる

しかしそれでいて、しっかりとした人間ドラマも描かれているのも魅力

 

「孤狼の血」は日本映画史に残る「仁義なき戦い」の平成版といっても良い

 

そして邦画ではあるが、ハリウッド的要素や韓国映画感も漂う作品になっている

 

 

あらすじ

広島の暴力団抗争の話を警察側から描く。

ヤクザとズブズブで無茶な捜査をする叩き上げの大上刑事(役所広司)と、

キャリア組で配属されたばかりの若手刑事日岡(松坂桃李)

がバディを組み、ある殺人事件の捜査を行う

 

 

 

「孤狼の血」 印象に残ったセリフ

 

ここまで名セリフが多い映画は珍しい。

そしてその前に、広島弁独特の迫力がセリフに凄みをもたせている。

やはりヤクザ映画には、だれがなんと言おうと広島弁である。

 

「孤狼の血」で一番の名セリフは、映画の番宣でも使われた

 

「警察じゃけぇ、何をしてもええんじゃ」 

 

このセリフは、日本映画史上に残る名セリフだと思う

 

新米刑事日岡の「こんなもの、正義とは言えません」という言葉に対して答える大上刑事が、

 

「正義じゃ?じゃあ正義とは何じゃ」

「ほんなら、法律が極道をしばいてくれるんか?おぅ」

「それじゃ足りんけん、わしらがおるんじゃなゃーんか?」

「極道を法律で抑えつけたところで、何もかわりゃーせんわい」

「奴らを、生かさず殺さず飼い殺しにしとくのが、わしらの仕事じゃろーが」

 

このやりとりに、この映画のテーマである【本当の正義とはなにか?】が

表現されていると思う

 

 

そして個人的に好きだったのは、次のセリフ

マル暴課エースである大上刑事の本心がよくわかる

 

「極道と関わるゆぅーんは、曲芸師になったようなもんじゃ

綱の上に乗ったら最後、極道の側に傾きすぎても、

警察の側に傾きすぎても落っこちてしまうけぇのー

落ちんようにするにゃ 歩き続けるしかにゃあ

わしはもう綱の上に乗ってしもうとるんじゃ

ほんなら落ちんように、落ちて死なんように前に進むしかないじゃろ」

 

 

その他では、

 

「寸止めは、ネーチャンとやるときだけにせえや」

 

「ビックリ、ドッキリ、×××××じゃ」

 

「暴力団より暴力的なおっさんと、まいにち暴力団おっかけとるんでぇ」

 

その他にも、多くの名セリフで笑ってほしい

 

 

「孤狼の血」印象に残ったシーン

 

昭和時代に青春を過ごした世代としては、セットや小道具など観ているだけでも

懐かしくなる。

 

覆面パトカーはマークⅡ、その他の車両はソアラやセドリックなど

レトロな、たばこの自販機

アナログな電話

ポケットベルには「4951」の表示 (至急来い、という意味)

フロントで支払いをする連れ込み旅館と、監視用のビデオと記録用のVHSテープ

 

 

また、洋画・邦画に関係なく色々な拷問シーンはあるけど

「孤狼の血」の豚小屋での拷問シーンはかなりエグいので、

苦手な人は、目をそむけてしまうかもしれない

 

 

そして登場人物のキャラクターを、見事に演じきっている役者勢も見逃せない

役所広司演じる大上刑事は、グレーのダブルスーツ、襟の開いた黒シャツ、太いプラチナのネックレス、サングラス、無精ひげ、たばこの吸い殻は投げ捨てるなど

全身からアウトロー刑事全開である

 

 

松坂桃李扮する新米刑事日岡は、最初こそ素朴で純粋であったが、次第に狂気をはらんだ行動をとるようになってくる

「孤狼の血」の松坂桃李を観て、今後注目の俳優だなと感じさせられた。

 

 

尾谷組若頭 一ノ瀬守孝を演じたのは、ヤクザ役に初挑戦の江口洋介

江口洋介のヤクザ姿は想像できなかったが、涼しげでありながら凜とした若頭役はバッチリとハマっていた

 

クラブ梨子のママを演じた真木よう子も圧巻の演技であった。

もともと声にドスが効いているので、夜の世界の人間を本物以上に演じていた。

着物を着たときの身のこなしかたも、セクシーでエロかった

 

 

 

「孤狼の血」はいつかテレビで放送されるだろうけど、

 

間違いなくノーカットでは放送できない映画なので、

 

ぜひとも動画サービスやレンタルで楽しんで欲しい

 

年末年始に観て欲しい、超絶オススメの邦画である

孤狼の血は以下の動画サービスで観られるよ!

 

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