まず結果からいうと、【資格や学歴すらも必要なしです】
ただし、
【絶対的に必要なもの】 がふたつあります。
2分くらいで読めますので最後まで読んでください。
まず私の経歴から
酒造りをしたのは48才の時に、一造りだけです。(ひとつくりと読む。酒造りの世界で1シーズンの意味。 私の場合は10月末~4月中旬までの約5ヶ月間。雇用形態は、期間雇用と通年雇用があり今回の募集は期間雇用だった)
当然まったくの初心者であり知識もゼロでした
酒造り業界はとても人材不足で、それが理由で廃業する酒造会社も増えてきています。
でも誰でも採用するわけではありません。
運良くボクは面接も合格して無事にワンシーズン最後まで続けられました。
酒造りに資格や学歴は必要ないし、車の免許がなくても問題ありません、、、
ただし面接はかなり重視しますので、想定問答は必要ですね
これを読んでいてあなたは
「なんでワンシーズンしか仕事していないのに、そんなことがわかるの?」
と感じていると思います
その理由は、酒造りの仕事中に酒造会社の社長さんや杜氏さんとお酒を酌み交わす中で採用についていろいろと教えてもらえたからです。
なので、面接で重視するポイントを皆さんに教えることができます。
採用にあたり重視すること
それは、
・なぜ酒造りをやりたいと思ったか?
・なぜこの酒造会社を選んだのか?
です。
いやいや、そんなの当たり前やん!
と思うかもしれません。
でもその「なぜ」の理由と、ワンシーズン最後まで続ける決意が感じられるかどうかを見極められます。
良くない例として、
「酒造り体験を1日して、楽しかった」とか
「お酒に興味があるから」
では、採用されないと思います。
はっきり言って、酒造りは相当キツい仕事です。
業務もキツいし、半年近くの共同生活はさらにキツいです。
人間関係が一番厳しいので、
その人間関係に耐えられる、決意があるかどうかを見極められます
良い解答例としては、
「御社の酒が大好きで、その手間暇を惜しまぬ酒造りに共感している」
「御社の酒が大好きなので、ここで酒造りに携わりたい」
ですね。
経験者がステップアップのために酒造会社を選ぶのならともかく、
未経験者が応募するなら、「やはり味が好き!」というのは必須です。
杜氏が酒造会社の社長に出した採用条件は、
まさに【ここのお酒に惚れているかどうか】
であることを後から聞きましたから、、、
すこし補足すると、社長は酒造会社の社長です。
そして杜氏は酒造りの最高責任者です。
もちろん社長 兼 杜氏 という場合もあります
僕が採用してもらったのは、社長と杜氏が別々でした。
そして酒造り職人の採用は「杜氏」の方が権限があります。
そんな杜氏が出していた条件が唯一
【ここのお酒に惚れているかどうが】
でした。
あっ、言い忘れましたが、杜氏は面接には居ませんでした。
面接をしてもらったのは、社長と頭(かしらといって、杜氏の右腕にあたります。実質ナンバー2)でした。
杜氏は車で10時間以上かかるような地方で、米作りをしていましたので、面接には来ていなかった次第です。
他に頭からの質問で、要注意なものもありました。それは
「未経験者に返答は難しいかもしれないが、今後ずっと酒造りをしていく気があるのか?」でした。
僕としては、1回こっきりのつもりだった
でもそのように答えたら、落とされるかも?と思ったので
「一度経験してみた上で、本当に自分に適していると感じたら一生の仕事にするつもりである」という風に解答しておいた
結果をまとめると
・酒造りに資格や学歴は必要なし なんなら車の免許もなくてもOK
・志望動機は、そこの酒の味が好きだ!
・なにがなんでも、ワンシーズン続ける決意だ!
そして、素人がワンシーズン日本酒作りをした体験記を書きました。
この体験記は、はじめて酒造りにチャレンジしたいという人に向けてます
ググっても出てこないリアルな情報ですので、ぜひどーぞ!
ただしそれ以外の方には読んでもらいたくないので、有料です。
1,500円ですが、どこにもない情報なので充分その価値はあると思います。
また、酒造りに関する動画ならこれをオススメします
それではあなたのチャレンジが上手くいきますように祈っています