老化や病気のもとになるトランス脂肪酸は可能な限り避けてください。
トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増加させるだではなく
善玉コレステロールを減らし、肝臓にも影響を及ぼしたり、心臓病のリスクを高めます。
食用油には圧搾法と抽出法があります。圧搾法は搾り出してつくるのに対して、
抽出法は様々な薬品をくわえて油を溶かしだして高温で無味無臭に精製されています。
非常に効率的で安く作ることができますが、多くのトランス脂肪酸を発生させています。
油というよりもむしろ化学物質と表現したほうが適切です。
主な食材として、マーガリン、ショートニング、揚げ物、スナック菓子、焼き菓子、加工食品、栄養補助バーなどで、ファーストフード店の油やスーパーの総菜コーナーで使われています。
アメリカでは2006年1月から加工食品の栄養成分表示において、トランス脂肪酸量の
表示が義務づけられています。(Trans Fat 0g→トランス脂肪酸0g)
特にニューヨークでは2007年6月から、「外食産業でのトランス脂肪酸使用禁止」という規制がかかっています。
また2013年11月、アメリカ食品医薬品局(FDA)がアメリカ全土でトランス脂肪酸の食品利用を事実上禁止する方針を発表。その他ヨーロッパ諸国の多くや韓国・中国でもその傾向が強まってきています。
ところが残念なことに日本ではまったく規制がありません。
食品から排除すべき危険物が野放し状態です。
美と健康の大敵!トランス脂肪酸は可能な限り避けてください!