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ごはんでもダイエットできるよ!!

昔の日本人は今よりも、もの凄く丈夫で、スタミナがあったみたいです。
1549年に来日した宣教師、フランシスコ・ザビエルが、ローマに送った書簡に記された一節です。

「日本人は彼らの飼う家畜を屠殺することも食べることもしない。彼らは時々魚を食膳に供し米や麦を食べるが、それも少量である。しかし彼らの採る野菜は豊富であり、僅かではあるが種々の果物もある。しかも、この国の住民は不思議なほど健康であり、中には希な恒例に達する物も少なくない」

また明治時代初期、日本にやってきたドイツ人医師ベルツは、東京から日光までを休み無く走る人力車夫の体力に驚き、「いったい何を食べたらこんなに走れるのか?」と、かれらの食生活について調べています。

そこでわかったのが、「米、大麦、ジャガイモ、栗、百合根」などとても質素な食事内容でした。ここでの米はおそらく玄米だったと思われます。

彼らの粗食ぶりに驚いたベルツは、彼が学んできた栄養理論に基づいて一人の車夫に牛肉を食べさせて、同じように走らせる実験までしていますが、すぐにスタミナがなくなり、この車夫は3日で根を上げてしまったといいます。

ごはん、に話を戻しますが、白米が常食されだしたのは、元禄時代に都市部を中心に始まった様です。玄米と関係がある有名な病気に脚気(かっけ)があります。

脚気は体が妙に疲れやすくなったり、何をしてもやる気が出ない、眠い、体がむくむといった症状が出ます。

症状をこじらせると、心臓や神経・脳の異常が見られるようになります。

江戸時代の頃、参勤交代で江戸に向かった人たちが、江戸に居る間はこういった症状に悩まされるものの自分の故郷に帰ると治るといった不思議な病気があり、当時は「江戸わずらい」と呼ばれていましたが、これも脚気が原因と見られています。

この現象は故郷のほうでは玄米が食べられていたものの、江戸では白米が主流になっていたことによるとされています。

脚気はビタミンB1が不足することが原因で、現在のように、副食が豊富ではなかった時代で、人々は知らず知らずのうちに玄米でビタミンB1を摂取していましたが、それがなくなってしまったために脚気が流行ったということになっています。

また日露戦争の傷病死者37,000人のうち脚気による死者が28,000人にものぼりますが(戦死者は48,000人)、この脚気の原因は当時未知の栄養素であった、ビタミンB1の不足にあったことがわかってます。

そして、このビタミンB1が豊富に含まれているのが、米の糠の部分なんです。
つまり、玄米から白米に主食が切り替わることで、日本人は 慢性的なビタミンB1欠乏症に陥り、健康レベルを低下させていったと言っても過言ではありません。

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